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【映画感想】君の名は。

君の名は。

君の名は。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」
出会うことのない2人の出逢い。運命の歯車が、いま動き出す。

アニメーション映画の新時代、到来。この夏、日本中が恋をする。

引用元: 公式サイト

公開日:2016年8月26日
鑑賞日:2016年10月9日
上映時間:107分
個人的評価:80/100点

監督
新海誠

出演者
立花瀧(神木隆之介)
宮水三葉(上白石萌音)
奥寺ミキ(長澤まさみ)
ほか



ストーリー

一筋の流星がどこかに落ちていく。
見覚えのない少女が自分の名を呼んでいるような気がする。

携帯のアラームが鳴り響く一室。東京の都心に住む男子高校生の「立花瀧」が目を覚ます。ふと下に目をやると、そこにはあるはずのない膨らみがあり、逆にあるはずのものが無くなっていた。なぜか女の子になっていたのだった。

一方、飛騨の山奥の糸守町に住む女子高校生の「宮水三葉」は、昔から続く町の巫女の家系。遊ぶところも買い物できるお店もお洒落なカフェもない町に嫌気がさしていた。また、後を継がず家を出、町長として政治の道を歩む父との確執もあった。彼女の夢は、生まれ変わったら都会のイケメン男子になること。
そんなある日、授業中ノートに「お前は誰だ?」と書かれたメモ書きを見つける。そして、昨日の自分がまるで自分ではなかった、というような周りの反応に戸惑う。

翌日、三葉が目を覚ますと違和感を感じる。下を見ると、何やら見たことがないものがついている!鏡を見るとなんと男になっていた。夢にしてはリアルだと戸惑いながらも、外に出てみるとそこは東京のど真ん中であった。夢とはいえ憧れの東京に目を輝かせる三葉。
どうやらこの男は高校に通っているようだと分かり向かうも道に迷ってしまう。昼ころにようやく辿り着き、友人と思われる男の子から自分が瀧という少年であることを知る。憧れのパフェに行きスイートを頬張る三葉だったが、バイト先から連絡があり、急いで向かうことに。
バイト先のレストランでは色々なトラブルに巻き込まれるも何とかやり遂げ、先輩である「奥寺ミキ」とも親密になることが出来た。
ようやく家に帰り着き、ゆっくり休もうと思ったとき、ふとノートに残されたメッセージを思い出す。瀧が携帯に日記をつけていることに気づいた三葉はメッセージを残し眠りにつくのだった。

瀧が目を覚ますと自分の身体に戻っていた。自分が女の子になっていたのはやはり夢だったと安心するが、周りの反応や残されたメッセージから、自分の記憶が無い昨日、誰かが自分に成り代わって行動していることに気づく。
最初は夢だと思っていた瀧と三葉だったが、2〜3回と続く内に、これが夢ではなく現実で起こっていることと認識し、お互いの存在を確信してくのだった。

入れ替わるタイミングは不定期でいつ起こるか分からないので、お互いの生活にルールを決めながらスマホに日記を残しやり取りをする日々が続いていた。そうこうしている内に三葉は都内の生活を満喫し、奥村先輩とも親密になっていく。そして瀧は学校生活でも一目おかれる存在となり、男女問わずモテていく。
そんな中、糸守町では、1200年に一度、地球に彗星が最接近するというニュースが流れていた。その彗星は肉眼でも見ることが出来るくらい接近するという。

宮水家は代々、宮水神社の神主を務めていた。糸守の歴史が刻まれているという「組紐」作りや、ご神体に奉納する「口噛み酒」などを仕立てていた。思春期の三葉は人前で、自分の口に米を含み、それを唾液と混ぜ升に吐き出すという行為は、神聖とは言え恥ずかしいものがあった。
ある日、瀧はその口噛み酒をご神体に奉納するために、妹の四葉と祖母の一葉と共にご神体の元へ向かう。途中、一葉は組紐とはあらゆるものを「結ぶ」もの。時間が過去から未来へとつながるのも「結び」、人と人を繋ぐことも「結び」、あらゆるものが結ばれていると語る。
ご神体のある場所は、隠り世(かくりょ)、すなわちあの世にある。そこに三葉の半身である口噛み酒を奉納する瀧。神と人とを繋ぐ、これもまた「結び」なのだ。

2人の入れ替わり生活が馴染んできた頃、瀧は憧れの奥村先輩とデートをすることに。三葉が気を利かせてセッティングしたとの事だった。くしくもデートの日は隕石が地球に最接近する日。デートが終わる頃には隕石が見えるね、とメッセージを残す三葉に対し、瀧は疑問を抱くのだった。
三葉は瀧と奥村先輩がうまくいってくれればいいと思いながらも、なぜか涙が溢れてくるのだった。

デート当日、髪をばっさりと切った三葉は周囲に驚かれるが、何事も無く夜を迎える。その日は祭りの日で多くの人が会場に集まっていた。そして空を見上げると彗星が輝き尾を引いているのが見えた。ふと気づくと彗星から一筋の光が離れていく。そしてその光は三葉のもとに段々と近づいてくるのだった。
一方、東京デートをする瀧と奥村だったが、写真展でたまたま見つけた糸守町の様子に食い入るなど心ここにあらず状態の瀧。奥村に「前は私が好きだったけど、今は別の子が好きでしょ?」と言われてしまう始末だった。
見事にデートは大失敗してしまったが、この報告は次に入れ替わってからすればいいと考えてた瀧。しかし、このデート以降2人が入れ替わることはなくなってしまったのだった。

電話も繋がらない三葉が気になった瀧は、三葉と入れ替わっている時にみた風景を描き糸守町を探すために飛騨へ向かう。しかし、ようやく突き止めた場所は、隕石の衝突で廃墟となっていたのだった。
糸守町の歴史を調べると、すでに3年前に町は消滅していること、そしてその犠牲者の名前に三葉の名前があったのだった。
実は入れ替わりの時差は3年があり、デート前日に三葉は東京に来ていたのだった。しかし、その時の瀧は当時中学生、三葉のことを知る由もなかった。
瀧は確かに3年前に、誰かが自分の名前を呼んで髪紐をくれたことを思い出すのだった。夢の中で自分の名を呼んでいたのは三葉だったのだ。

瀧はなんとかして三葉を助けられないかと考えるが、ふと、ご神体に奉納した口噛み酒を思い出す。口噛み酒は三葉の半身、そしてもらった髪紐は時を繋ぐ組紐。あれを飲めば再び入れ替わることが出くるのではないか?瀧は衝動的にご神体のある山上へと向かうのだった。

感想(ネタバレあり)

RADWIMPSが曲を提供しているのを聞きたい、との不純な目的で鑑賞を決定。
…したのですが、とにかく席が埋まっていて全然見に行けない。なんでこんなに混んでるんだー!
シン・ゴジラとこの作品が公開されすぎてて、他の映画が全然やってないじゃないか!

と、見る前は不満タラタラだったんですが、見て納得、面白い!
なにより絵が綺麗。そしてさすがRADWIMPS。曲もさることながら挿入するタイミングもベスト!監督の手腕が光ってました。
ストーリーとしては男女入れ替わりの恋愛モノにタイムパラドックスが含まれた、やや複雑な仕様。でも、そこまで分かりづらくはなかった。
全体的に厨二感は漂ってましたが、最後の最後は挿入歌の効果も相まって泣けましたよ!凄いな曲の力。

ただね、そのタイムパラドックスの部分にもやもや。
そもそも、なんでタイムパラドックスするの?という事なんですが、劇中では明確に語られていない。
ヒロインである三葉の家系は女系一族で、昔から精神が入れ替わるという事は起こっていたらしい。
らしい、というのは記憶が薄れてしまい入れ替わっていたことは覚えていても、入れ替わった先の事は覚えていないから。
そして、昔から残っていた書物は全部燃えて無くなってしまっている…ということは、なんでこの現象が起こっているのかは結局分からないまま。
これはSF物としては非常に気になる所。こういう部分ってウソでもいいから何か納得できるものがないと、一気に説得力が欠けてしまう。
そうなると、そこばっかり気になってしまって話に集中できなくなってしまうのだ。

そして、最大の疑問。なぜ、入れ替わり先が瀧くんだったのか?
別に誰でも良かったんだよ、ということでは無いと思う(というか思いたい)
ここに関しては本当に何にも語られていない(と思う)ので、予想の立てようもない。

監督が書いた小説があるとのことなので、もしかしたらそっちも読んでみたら何か分かるかもしれない。

でもね、伏線の回収の仕方とか、風景描写の描き方とか、何気ないワンシーンのキャラクタの動きとか、面白い要素は沢山あります。
声優陣は素晴らしかった!特に主演の神木隆之介君は、通常時の瀧と三葉時の瀧と、男らしい演技から抽象的であり女性的な演技は脱帽。
瀧の友達が「なんか可愛かった」と言ったのは分かる、分かるよ!

んで、実際に見てみてここまでヒットした理由として自分が考えたのは「分かりやすいエンターテイメントだった」って事かな。
話としては王道だし、分かりやすいハッピーエンドだし(それでも途中で一瞬「えっ!?」ってドキドキしたけどw)、宮崎駿が引退した今、求められてるアニメなのかな〜、と感じました。
それにしても興行収入が100億円の大台を越えて「風立ちぬ」も抜いた!とのことですが、アニメでの興行収入歴代1位が「千と千尋の神隠し」で300億円超えてるんですから、宮崎アニメの凄さに改めて驚かされました。

タケにゃんは男2人で見ましたけど、ぜひカップルで見に行ってください(笑)
おすすめです。

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