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【雑学】虫の知らせってなんの虫?

よくホラー映画なんかで「嫌な予感がする…」な〜んて思ってると、本当に嫌な目に合う展開とかよくありますよね。
まあ、そういう時って大抵言ってる人以外が「気のせいだよ!」「びびってんのか?」なんて言って最初の犠牲者になりがちなんですけど。

こういう「何か嫌な予感がする」って感じた時、よく「虫の知らせ」なんて言いますよね。
例えば、ふと親しい人が亡くなるような気がしたら本当に亡くなってたとか、嫌な予感がして乗らなかった飛行機が事故にあったとか。

この「虫」ってなんなんでしょうか?
ということで調べてみた。

なんの虫?

虫の知らせってくらいだから、何かを虫が知らせてくれるんだろうけど想像するに大きくない気はする。イメージ的にはコバエや蜘蛛レベルの虫が「何かヤバい事起こるで!」って声をかけてくれる感じ。

この虫って、いわゆる「昆虫の虫」のことなんだろうか?
例えば、虫がつく言葉って結構ある。

  • 虫の居所が悪い
  • 腹の虫が収まらない
  • 虫が好かない
  • 虫の息
  • 疳の虫
  • 仕事の虫
  • 泣き虫・弱虫
などなど。

なんとなくだけど、これらは本当の虫のことを言ってるわけではない気がする。
虫の息は分かるけど、虫の居所が悪いってどいいうことよ?
ここで注目するのは「腹の虫」…つまり体内に虫がいるってことだ。
となると、寄生虫のことか!?となりそうだけど、どうやら違うよう。

虫の知らせには2つの説がある。

中国の道教(宗教)

中国の道教では昔から、産まれながらに人の体内には3匹の「虫」が棲み、常にその人の行いを監視している。
そして人が眠りについた時に体内から抜け出し、天帝(神様)に悪い行いを報告していた。
この教えを「三虫(三尸)」と呼ばれる教え。

この「3匹の虫」が知らせてくれるのが虫の知らせ。

江戸時代の日本

道教が日本に伝わった際に、3匹の虫にはそれぞれ3匹の仲間の虫がおり、その9匹の虫が感情や意識をコントロールしている。
そしてその虫達が人に見えない不思議な現象を引き起こしている。

どちらにしても、身体の中に神の使いの「虫」がいて、そいつらが色々な情報をキャッチしてくれる。
いわゆる「第六感」が働くというやつですね。
でも、この虫は基本的にあまりいいニュースをもたらしてくれない。

なんで虫が知らせてくれるのか?

悪いことが起こりそうな時は「虫の知らせ」というわけですが、逆に「いい予感がする!」という時はなんて言うのだろうか?

不思議なことに、厳密にはないみたい。
一部では「天使の吐息」なんて言われてるみたいですが。

実は「虫の知らせ=第六感が働く」には根拠がある。
第六感が働く、というのは嫌な予感がするということ。嫌な予感というのは日常と違うことを感じ取っていること。つまり、いつもと違うから心が不安になっているのだ。
人間は本能的にこの「いつもと違う」というのを無意識に理解している。

これは野生動物にはよくある話で、有名な話で言うと、ある地域で津波がくるという警報がなる前に像が一斉に山の上に駆け上ったため、上に乗っていた観光客は無事だった…みたいな。
ネズミが沈没する船から一斉に脱出する、山火事の直前に鳥が一斉に逃げる…なんて話もよく聞く話ですが、これは動物が船の部品が変形によって微妙に音が変わったり、オイルの匂いが違ったり、山の空気が乾燥していたり、空気の流れが違ったり…というのを感じ取っているため。
つまり「生き残るため」の本能なわけだ。

生物にとって死とは「最大の危機」である。だから命を守るために第六感が働く。
なので、基本的にいいことには反応しない…ということなのだ。

もちろん、こんなんで説明しきれない状況もあったりする。
乗るはずの飛行機に乗らなかったら事故ったとか、高速道路で急ブレーキ踏んだら目の前でトレーラーが爆発したとか、ジェットコースターが暴走したとか…こういうのは「霊感」と呼ばれる。
誰でも持っているようなので修行すれば発揮できるようになるかも。

これを活かせばギャンブルで負け知らずになるんじゃね!?
…ただ、どこぞのカイジ並に命をはらないと発揮しないかもしれない…。

何か嫌な予感がしたら素直にそれに従ったほうがいいのかもね。
多分、それは本能的に間違いない。

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