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【映画感想】デスノート Light up the NEW world

デスノート Light up the NEW world

デスノート Light up the NEW world

デスノートに名前を書かれた者は死ぬ。
一冊のノートで、世界を変えようとしたあの事件から10年ー。
再び狂い始めた世界で、宿命を背負う者たちによるデスノート争奪戦が始まる!

引用元: 公式サイト

公開日:2016年10月29日
鑑賞日:2016年11月6日
上映時間:135分
個人的評価:60/100点

監督
佐藤信介

出演者
東出 昌大(三島 創)
池松 壮亮(竜崎)
菅田 将暉(紫苑 優輝)
ほか



簡単な作品紹介

原作:大場つぐみ、作画:小畑健で大ヒットしたジャンプ連載漫画「DEATH NOTE」の映画の続編映画。前作から10年後の話を描くオリジナルストーリー。

死神が持つ、名前を書くだけで対象を殺せるデスノートを使い、世界の犯罪を無くすために大量虐殺を行った「夜神 月」こと「キラ」。そして、そのキラを阻止するために自らの命を犠牲にしながら戦った世界的探偵「L」。事件はキラの死によって解決した。
10年後、再びデスノートによると思われる大量殺人が発生。キラ復活を望む者、デスノートを封印しようとする者、Lの後継者…6冊のデスノートを巡る争奪戦が始まる!

前提としてデスノートのルールを記載。

デスノートのルール

  • このノートに名前を書かれたら死ぬ。
  • デスノートは書く人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない。ゆえに、同姓同名の人物は死なない。
  • 名前の後に死因を書かなければすべて心臓まひとなる。
  • 死因を書けば、6分40秒間、詳しい死の状況を書く時間が与えられる。
  • デスノートに触ったものだけが死神を見ることが出来る。
  • デスノートの所有権を放棄したら、デスノートにまつわる記憶を失う。だが、デスノートの一部にでも触れれば、記憶は全てよみがえる
  • デスノートに一度書かれた人間の死は変更することが出来ない。
  • 人間界に同時に存在していいデスノートは6冊まで。

引用元:公式サイト

 

ストーリー(ネタバレあり)

世界に散らばるデスノート

今から10年前、名前を書くだけで対象が死ぬという死神の「デスノート」を使い、犯罪のない世界を創造しようと大量殺人を行った「夜神 月」こと「キラ」。そして、自らの命を犠牲にしながら彼の犯罪を阻止した世界的名探偵「L」。
一連のデスノート事件はキラの死によって幕を閉じ、デスノートもLによって焼却処分されたのだった。

しかし現代ー死神大王はかつてのキラの大量殺人に大いに感服し、死神たちにキラの後継者を見つけるように命ずる。そして6冊のノートが外界に散りばめられたのだった。

 

ロシアの雪深い街、医者のアレクセイは患者の家の前で黒いノートを拾う。それこそがデスノートであった。「楽になりたい」と嘆き訴える患者のヴァシリィの名前を半信半疑のままノートに書き込むと、ヴァシリィは死亡してしまった。デスノートが本物と悟ったアレクセイは、自殺死亡者や安楽死希望者の名前をノートに書き綴る日々を送る。
同時に、世界中でテロ組織や犯罪者、そして一般人も含む謎の死亡事故が発生していた。そして日本の渋谷でも無差別大量殺人が発生していた。

 

かつての「キラ対策本部」は「デスノート対策本部」として残っていた。渋谷の事件がデスノートの仕業だと考えた対策本部の「三島 創」はチームとともに現場へ急行する。
対象の顔を見ただけで名前がわかるという「死神の目」を警戒し顔を隠しながら捜査を進める三島達。現場の状況から「青井さくら」という20歳の女性が容疑者として浮上、三島は彼女を追いかける。スクランブル交差点で次々とデスノートに名前を書いていくさくら。銃撃をためらう三島だったが、ひょっとこの仮面をかぶった男がさくらを銃撃する。

この仮面の男こそ、10年前にデスノート事件を解決した「L」の後継者の「竜崎」だった。なぜさくらを殺したのか問い詰める三島に対し、竜崎は自分が撃ったのは麻酔銃で、近づいた時には心臓麻痺で死んでいたと告げる。
デスノートは死因を書かなければ心臓麻痺で死亡する…デスノートオタクと呼ばれるほどノートを研究している三島は、さくらの犯行がキラとかけ離れていることを指摘、さくらのノート以外にデスノートが存在することを危惧する。

 

押収したノートを元に対策を話し合うチームメンバー。するとノートに触れた竜崎が何もないところに語りかけ始める。不審に感じたメンバーにノートを触らせる竜崎。すると、メンバーの目の前に「ベポ」と名乗る死神が現れる。デスノートに触れることで、そのノートを所持している死神の姿が見えるようになるのだ。
ベポに尋問する竜崎。ベポによると今世界中に6冊のデスノートが存在すること、そして7冊目が人間界に持ち込まれてもそれは無効になること、ただし死神自体が使うノートはその数に含まれない、ということが判明する。
三島は6冊のノートを集めて封印すれば、人間によるデスノート事件は起きなくなると考える。

その日、突如世界中のパソコンやスマホに「キラ」と名乗る人物からの動画が配信される。そこに映しだされた映像は、10年前に死亡したはずの夜神月の姿だった。
この映像は個人情報を抜き取ってしまう「キラウィルス」を感染させていた。対策本部の人間は、10年前にキラ事件に関わった「松田桃太」以外は全員偽名を名乗っており、さらに家族もいない人間で構成されていた。
ところが、指揮をとっている捜査一課の「須加原順郎」は自分の名前がデスノート所持者にバレてしまったのではないかと怯えるのだった。

 

10年前の事件の際、夜神月の協力者として重要参考人となっていた「弥海砂」はデスノート所持者であったが、所有権を放棄したために、ノートに関する記憶をすべて失い、証拠不十分で釈放されモデルとして大成していた。その際に海砂を担当していた検事の「魅上」は1年前に行方不明になっていた。

海砂を監視する対策本部のメンバーだったが、楽屋にカメラを設置することは出来なかった。そこで海砂にキラと名乗る者からデスノートが届けられる。ノートに触れた瞬間、すべての記憶を思い出す。そして目の前に死神の「リューク」が現れるのであった。
地下駐車場でキラの使者を名乗る「紫苑優輝」と出会う。キラウィルスをバラまいたのも、デスノートを海砂に届けたのも彼だという。そして、さくらを殺していたのも彼だった。紫苑は6冊のノートが存在することを知っており、それをすべて集めてキラに会うために、10年前に海砂が夜神月から聞いた「約束の地」へと一緒に行こうと提案する。
紫苑を信じられない海砂はノートを返そうとするが、それはアナタのものだと告げ立ち去ってしまうのだった。

 

集められるデスノート

竜崎が家に戻り電気を着けようとすると、スイッチに紙の切れ端が貼り付けてる。それに触れると目の前に死神「アーマ」が現れる。実は竜崎はすでにデスノートを所持しており、家をでる前にノートの所有権を放棄することで、他のノート所持者に自分がノートを所持していることがバレないようにしていたのだった。

 

ある日、キラ信奉者でありTVキャスターの「貴世河春奈」がレストランで食事中に死亡する。貴世河は10年前からキラを養護するような発言を繰り返していた。
彼女を殺したのは最高裁判所判事の「御厨賢一」だった。彼は法律を無視して犯罪者に裁きを下すキラとその信奉者をノートを使い殺していたのだった。

そこへ配達員を装い紫苑がやってくる。紫苑のノートに名前を書かれた御厨は、書かれた通り自分のノートを紫苑に渡してしまう。警視庁へ向かった御厨は「Lの後継者に告ぐ。すでに3人の所有者を処刑した。そして今、4人目を処刑する」と言うと自殺してしまうのだった。

紫苑優輝はかつて自分以外の家族を惨殺した異常者をキラが裁いたことから、熱心なキラの信奉者だった。彼はロシアのアレクセイのノート、そしてアメリカのウォール街の投資家ロジャー・アーヴィングのノートを回収していた。対策本部もノートの所持者に検討をつけていたが、紫苑に先を越されてしまった。

 

ある日、テレビにてキラの後継者を名乗る紫苑からLの後継者当てに「保持している(さくらの)ノートを渡さないと大勢の人間が死ぬ」とメッセージが届く。竜崎はその返答にLのCGを使い暗号を埋め込み返答する。そこから竜崎と紫苑はチャットで話すようになる。
チャットから逆探知に成功した対策本部のメンバーは紫苑が潜んでいると思われるマンションに踏み込む。ところがそこに紫苑の姿はなく、残されたノートには松田の名前が書かれていた。松田はノートに書かれた通り、笑顔で拳銃自殺をしてしまう。

この結果をきっかけに須加原は対策本部を解散させる。竜崎は自分一人で事件を解決すると言い残し立ち去ってしまう。三島は誰もいなくなった本部で竜崎と紫苑のやり取りを確認している内に、竜崎は埋め込んだ暗号に気づく。
暗号には竜崎が最後の1冊を持っていることが示唆されていた。

 

約束の地へ

竜崎が帰宅しノートの所有権を取り戻すと、拳銃を構えた三島が立っていた。竜崎を問い詰める三島だったが、ノートは白紙で使われた形跡はなかった。竜崎はかつてLが事件解決のためにノートを利用したことを悔いており、その意思を告ぐために絶対にノートを使わずに事件を解決すると誓っていた。

 

竜崎を信用し、三島がノートを回収せずに竜崎宅を出ると須加原によって事件の重要参考人として連行されてしまう。1年前に失踪した魅上検事の捜査を三島が担当した際、報告漏れがあったと咎め拘留されてしまう。嵌められたと訴えるも聞き入れられない三島の元に竜崎が現れ開放する。
竜崎は自分のノートと保管されているノートの2冊を使い、紫苑をおびき寄せ、すべてに決着をつける事にしたのだ。
三島の元に、チームメンバーの「七瀬」「黒元」「浦上」の3人が再結集する。対策本部から竜崎の後方支援をすることになった三島。3人は現場で竜崎をフォローすることに。

 

まずはお互いのノートが本物かどうかを確認するために、ロッカーでノートの切れ端を交換しあう竜崎と紫苑。竜崎はベンチでノートの切れ端に触れることでリュークと出会う。リュークにLと同じように事件を解決すると宣言すると、リュークは意味深な言葉を残し飛び去っていく。
その頃、警察はノートが奪われたことに気づき、竜崎と三島を追っていた。

ノートの確認を出来た竜崎は紫苑に会うために指定された場所へ向かう。ところが警察署のサーバーがキラウィルスにより破壊され、メンバーがフォローできなくなってしまう。そして竜崎は顔をさらすと、目の前には海砂が立っていた。
海砂は死神の目を使い竜崎の本当の名前を知ると、持っているノートに名前を書き込む。倒れる竜崎、そして支援するために駆けつけた黒元と浦上も殺されてしまう。

 

死神の目で夜神月の写真を見たことで、やはり夜神月が生存していないことを確信すると、紫苑に「約束の地は甲羅山山頂のホテルの最上階」と伝え、自らの名前をデスノートに書き死亡する。
6冊のノートを揃えた紫苑は甲羅山へと向かう。

 

甲羅山のホテルに到着した紫苑はリュークに死神の目の取引を持ちかける。キラの死が確定となった今、自分に指示を出しここにノートを持ってこさせた者はキラではない別の誰か。その人物を殺して自分こそが真の後継者となろうとしていたのだ。
そこへ顔を隠しながら現れる三島。銃を構えながら紫苑にノートを渡すように勧告する。そして、そこにひょっとこの仮面をつけた竜崎も現れる。

誰が本当のキラなのか?果たしてノートは誰の手に渡るのか?

 

感想(ネタバレあり)

最初に結論を述べます。
はっきり言って肩透かし感が半端ないです。

原作漫画は12巻という中にこれでもかという頭脳戦が詰め込まれていました。
映画前2作も、原作とは微妙に異なりながらも、そうきたか〜という展開と駆け引きの応酬がありました。

んで、今作。全然頭脳戦が展開されません。

 

特にLの正統後継者の竜崎、君は何をしたんだ?ノートの所持者が誰かを見出し、ノートを回収しなければいけないのに所有権を放棄したために出来ず、結局全部ノートを回収されてしまった。最後にノートで殺されなかったのも、実質運がよかっただけ。
すべてにおいて紫苑に後手後手。もう、行動1つ1つが愚かしい。

デスノートが6冊に増えた意味もあまり感じられなかった。そもそもアジア圏に偏り過ぎだぞ死神!
このノートの奪い合いについては小説の方に詳しく描写されているのでそちらを参照に…ってそういうやり方止めません?全員が全員関連商品をコンプリートできるわけではないのですよ…。

 

究極的な蛇足は「キラに子供がいた」ってこと。
本当にこれは必要あったんでしょうか?どうもタケにゃんには理解しきれませんでした。

 

細かいところのツッコミどころはいっぱいありますよ。
三島はなんで最後にホテルに来れたのかとか、竜崎とアーマの関係性とか、そもそもなんで竜崎がノート持ってんの?とか、約束の地って何よ?とか。
キラの後継者を見つけるのに、ライバルのLの後継者をキラにしちゃえばいいんじゃね?と考えたアーマの作戦だったのだろうか…それならそれで、それっぽい演出入れるとかして欲しいけど。
最後にアーマとの別れが待っているわけですが、そこで泣き叫ぶ竜崎に、まあ感情移入できない。

 

デスノート的な壮絶な頭脳戦を期待している方は、残念ですが諦めた方がいいです。
期待が大きい分、ショックも大きくなります。
ただ、原作に対するリスペクトは要所要所に感じられました。そもそも今回の流れそのものが原作追従でしたけど。

そういった意味ではデスノートという世界を広げられたのかな、とも思います。
ただ、次回作につなげる感じで終わらせるのはダメだ。同じ流れしか見えてこない。

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