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【雑学】日焼けのメカニズム

夏に日焼けをした方は、もう大分落ち着いてきたでしょうか?
タケにゃんは日焼けしやすい体質なのか、結構すぐに焼けてしまいます。んで、比較的すぐに消えます。ただ、酷い時はヤケドみたいに真っ赤になっちゃうんですよね(泣)まともにシャワーも浴びれないのでキツイです。

ところで、全然ヤケドとは無縁で健康的な黒い肌を保っている人もいますよね。日焼けマシーンとか使ったことないのですが、ぶっちゃけ熱くないの?

ということで調べてみた。

 

そもそもなんで日焼けするの?

日焼けって何?ってことなんですが、タケにゃんは最終的に真っ赤になってクッソ痛いし「肌を焼く」という言葉から「太陽の熱で肌を焦がしている」という認識でした。
つまり、太陽熱で意図的に火傷をしてるってこと。肉も魚も焼き過ぎると焦げて黒くなりますよね?それを微調整してキープるのかと思ってました。

ところが、世の中には「地黒」と呼ばれる方々もいます。その方々はもちろん火傷をしているわけではありません。肌が赤くならず、痛くない人もいます。そう、日焼けといっても実は種類があるのだ。

その種類の説明の前に、皮膚のメカニズムを理解する必要がある。

 

皮膚の構造と生まれ変わり

肌ーいわゆる「皮膚」は外側から「表皮」→「真皮」→「皮下組織(皮下脂肪など)」の3層になっている。つまり、表皮が太陽の光を浴びている。そして、この表皮は紫外線や化学物質などの有害な刺激から、体の中を守ってくれている。
そしてその表皮は外側から「角質層」→「顆粒(かりゅう)層」→「有蕀(ゆうきょく)層」→「基底層」の4層になっている。

 

表皮細胞は一番下の基底層で作られる。そして約14日かけて有蕀層から顆粒層に分裂しながら移動していく。そして角質層に辿り着く。そして、その角質層は核を失い、細胞分裂しなくなった角質細胞が15〜20層くらいに重なっており、これまた約14日かけて順番にアカになって剥がれ落ちていく。
この新陳代謝を「ターンオーバー」と呼ぶ。つまり、今目の前に見える肌は、約28日前に基底層で作られた肌なのだ。基底層では毎日新しい皮膚が作られ、角質層では毎日皮膚が剥がれ落ちている。

ターンオーバーが起こることで日焼けした肌が白くなっていくのだ。ただ、このターンオーバーのサイクルは年齢を重ねるほどに長くなっていく。また、紫外線もこのサイクルを乱してしまう。この新陳代謝がうまくいかないとシミやソバカスの原因になってしまうのだ。

セルフ ドクターネット
参照:セルフ ドクターネット

 

紫外線とメラニン色素

日焼けをするのは太陽から降り注ぐ「紫外線」が肌に影響を与えているから…というのはテレビのCM等でも言ってるから知っている人も多いかと思います。では、どのような影響を与えているのか?

そもそも紫外線って何?という話ですが、太陽から降り注ぐ光の一種。詳しい事はここでは省きますが「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類あり、その内地上に届いているのは「UV-A」「UV-B」の2種類になる。「UV-C」はオゾン層によってガードされ地上に届いていないが、強い殺菌作用があり、被曝してしまうなど生物に破壊的なダメージを与えてしまう(;´∀`)

 

それぞれの特徴を簡単に説明すると

■UV-A(紫外線A波)
真皮層に影響を与える、波長の長い紫外線。細胞の活性化させる働きがあるが、長時間浴びているとコラーゲンの繊維を変化させ、皮膚の老化が早まり、シワやたるみの原因になる。また、「メラニン色素」を酸化させて褐色に変化させる。
これを防止するのが「PA(プロテクション・グレイドオブUVA/Protection Grade of UVA)」。

■UV-B(紫外線B波)
表皮層に影響を与える、中程度の波長の紫外線。この時、表皮最下層にある「色素形成細胞(メラノサイト)」が「メラニン」を生成し防御態勢をとる。ただし、真皮層に到達すると炎症を起こすなどの影響を与える。シミの原因にもなる。
これを防止するのが「SPF(サン・プロテクション・ファクター/Sun Protection Factor)」。

 

ここで出てきたメラニン色素」が日焼けをした人の肌を黒くしているのだ。

 

メラニン色素は紫外線をガードしている

紫外線は菌レベルの生物なら滅殺できるほどの力を持っている。当然それから体を守らないといけないわけだが、その最前線で頑張っているのが、表皮層で作られるメラニンなのだ。

メラニンは表皮層の最下層で作られている。この反応は紫外線を浴びてからおよそ12〜24時間後に起こっている。このメラニン色素は紫外線を吸収する性質がある。つまり、日焼けによって肌が黒くなるのは、有害な紫外線から体を守るという細胞の働きなのだ。

12時間もかかってたらそれまで無防備じゃん!ということには実はならない。その無防備の間に紫外線に反応して黒くなる「メラニン前駆体」というものが存在する。このメラニン前駆体の有無には個人差があり、少ないとそれだけ紫外線のダメージを受けやすいのだ。

 

日焼けの種類

メラニン色素が肌を黒くしているのは間違いないのだが、中にはタケにゃんのように肌が真っ赤になってしまう人もいる。この差はなんなのか?
実は、これは上記で説明した紫外線とその人の体質による。紫外線の種類によって日焼けの種類が変わるのだ。

サンバーン

UV-Bを皮膚が浴びた時の日焼け。医学的には「日光皮膚炎」と呼ばれる「火傷」。
表皮層が紫外線を防御しきれずに真皮層に到達すると、毛細血管が炎症反応を起こし、皮膚の色が赤くなる。さらにUV-Bを浴び続け、メラニン色素による表皮層の防御が間に合わないと炎症反応が加速し、ヒリヒリしたり酷い時は水ぶくれになってしまう。

サンタン

UV-Aを皮膚が浴びた時の日焼け。もしくはサンバーン後の日焼け。
UV-Aはメラニンを酸化させ、色を褐色に変化させる。これを「1次黒化」という。そしてサンバーン後にUV-Bによって表皮層の最下層で作られ色素沈着したメラニンが、2〜7日かけてターンオーバーによって角質層に上るにつれ、段々肌の黒みが濃くなっていく。これを「2次黒化」と呼ぶ。

 

見て分かる通り、肌が赤くなる人はサンバーンが起こっているわけで、非常に危険。これはメラニンを作るメラノサイトの働きが遅いか、もしくはその働きに追いつかないくらい一気にUV-Bを浴びてしまっているということ。
メラノサイトの働きはビタミンB12と葉酸を摂取することで活性化できるので、貝類(しじみ、あさり等)や野菜(ほうれん草、カリフラワー等)を食べるとよい。メラノサイトが活性化すると、白髪防止にもつながる。

それでも赤くなってしまう場合は、とにかく浴びる紫外線の量を減らすか、日焼け対策として薬を使おう。赤くなりやすい人は皮膚ガンにもなりやすい。しっかり対策しよう(=o=;)
もしサンバーンが発生してしまった場合は「とにかく冷水で冷やす」「患部を優しく化粧水などで保湿する」など、火傷と同じ対応でダメージを抑えよう。

 

肌を黒くする時の注意点

メラニン色素が多い人は肌が黒くなる。ということは、もちろん肌が黒い人は紫外線に強い。
これは環境に左右される場合が多い。アフリカやケニアなどに黒人が多いのは、日差しが強く、浴びる紫外線の量が多い地域のため。

↓この方も紫外線には相当強いハズ
松崎しげる

しかし前述のとおり、ただ太陽の光を浴び続けるとサンバーンが起こるので危ない。安全に肌を黒くしたい場合は「UV-BをカットしながらUV-Aだけを肌に取り入れる」ようにすればいい。
日焼けマシンの構造はそんな感じですが、SPFが含まれている日焼け止めを塗ることである程度調整できる。ただ、何をどうやっても紫外線を浴びると熱いので、満身はしないように。

UV-Aを浴びすぎればシワやたるみの原因になりますし、UV-Bを浴びすぎればシミにもなりる。さらに皮膚がんになる可能性もある。そういったデメリットも踏まえた上で日焼けするようにしよう。

 

日焼け跡を無くしたい場合はターンオーバーを正常に機能させる必要があるが、これは「生活習慣」に気をつけるしかない。

具体的には

  • よく寝ること(ターンオーバーは寝ている間に行われるため)
  • タバコと酒をひかえる(血行が悪くなり、ビタミンが破壊されてしまう)
  • ストレスを溜めない(血管を収縮させ、血行が悪くなる)
  • バランスよく栄養を摂る(健康一番)

これを守ればいつまでも日焼け跡が残ったり、シミやソバカスになったりしない。直接的に健康的な肉体もゲットできるので、日々の生活にも潤いを与えてくれる。

 

タケにゃんは褐色の肌の子が健康的に見えて好きなんですが、その健康的な焼けた肌を維持するには、シミやソバカスにならないよう生活習慣に気をつけ、シワやたるみにならないようにケアを怠らないことが必要なんですね。
でも、やっぱり後々の影響を考えると、紫外線を浴びないようにすることが一番重要な気がする。

しかーし!太陽に当たると別記事でも書きましたが、幸せホルモンの「セロトニン」が分泌されたり、体がビタミンCを作り出したりといいことも沢山ある!
何事もやり過ぎないことがいいのですな。

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