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【雑学】体験と体感の違い

タケにゃんは映画が好きなので結構見に行きます。映画の予告の中で「MX4Dを体感せよ!」みたいな言い回しがありますが、似たような言葉に「体験」がありますよね。
MX4Dを体験せよ!」でもおかしくはない気がする。
なんとなく違いは分かるのですが、明確な使い分けって出来てない気がします。

ということで調べてみた。

 

それぞれの意味

文字だけで考えてみると、体「感」は身体で何かを感じること、体「験」は何かを経験すること…という事。
ちなみに辞書でそれぞれの意味を調べてみると

体感の意味

1.体に受ける感じ。体で感じること。
2.内臓諸器官が受ける刺激によって起こる、飢え・吐き気・性欲などの感覚。有機感覚。

引用元:大辞林 第三版(出典:三省堂)

 

使い方としては「体感温度」「体感速度」「体感治安」などがある。これらは実際の数値(温度や速度)とは別に、視覚や振動、日常生活など自分の周りの状況から「これくらいだろう」と感じている。なので、実数値とはかけ離れた数値を感じている場合がある。

例えば、自動車で同じスピードで走っていても、狭い道だと速く感じ、広い場所では遅く感じる。見通しの良い場所で事故が起こるのは大抵、体感速度以上に実際のスピードが速いため。自転車も同じことが言えるので、運転の際は注意しよう。

 

体験の意味

1.実際に自分の身をもって経験すること。また、その経験。
2.個々人のうちで直接に感得される経験。知性的な一般化を経ていない点で経験よりも人格的・個性的な意味をもつ。

引用元:大辞林 第三版(出典:三省堂)

 

1の方はなんとなく分かるけど、2の方は何のことやらよう分からん…これは「体験」と意味が似ている「経験」との違いが分かればなんとなく理解できる。

経験の意味

1.直接触れたり、見たり、実際にやってみたりすること。また、そのようにして得た知識や技術。
2.理念・思考や想像・記憶によってではなく、感覚や知覚によって直接に与えられ体験されるものごと。

引用元:大辞林 第三版(出典:三省堂)

 

…同じじゃん!?
そう、ほぼ同じ。じゃあ、どこが違うかというと「体験」は「自分自身の身をもって実際に行う」ことで「経験」は「自分で実際に見たり聞いたりして知識・技術などとして身につける」ということ。
つまり、「体験」して得た知識が「経験」として蓄積されていくのだ。

 

使い方の違いとしては、例えば
経験値」と言っても「体験値」とは言わない。

これは経験を積むことで得る知識や技術はあるが「実際にやるという行為=体験」には数値が付けられないから。

 

逆に「疑似体験」とは言うが「擬似経験」とは言わない。
これは「本物に近いことをやってみた」ということで、経験の意味にある「直接、実際にやってみた」という意味が当てはまらないからだ。

なので、自分が直接やってみたことに関しては「◯◯を体験してみた」という場合、大抵「◯◯を経験してみた」と変換しても問題ない。

 

使い分けのポイント

では、冒頭の文章「MX4Dを体感せよ!」「MX4Dを体験せよ!」の違いを比べてみる。
そもそもMX4Dって何よ?という話だが、これは「3D映像+座席の動き+風・水・香りなど」とすることで、視覚だけではなく嗅覚や触覚などの五感を刺激し、映像をより現実的に感じることができる見せ方。
専用の座席や広い空間が必要になるため、一部映画館でしか取り扱われていませんが、今後主流になっていくと思う。

4DMX
参考元:TOHOシネマズ

「MX4Dを体感せよ!」

座席の揺れや吹き出す風、水しぶきで映像内の振動や衝撃、スピード感を「感じている」ということ。ようは「MX4Dってリアルだ!」と思ったなら「体感」できたということ。

 

「MX4Dを体験せよ!」

「MX4Dってすげーよ!」という話を聞いて「じゃあ、実際に行ってみるか」と思いMX4Dの映画を見て「MX4Dってこういうものなのか」と思えれば「体験」できたということ。
自分でMX4Dを「体感」し理解すれば「体験」になる。

 

ざっくりなイメージだと「体感 < 体験 =< 経験」という感じ。
体感するだけではなく体験することで、それが経験値として蓄積されていき人生が豊かになっていくのだ。

色んな体験をするって大事だね!

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