徒然なるままに、ひぐらす猫BLOG

映画とか漫画とか気になる小ネタを書いてます

あんまり役に立たない雑学

【雑学】"恐い"と"怖い"の違い

ホラー映画が好きなタケにゃん。邦画・洋画問わず色々観てますが、最近はマンネリ化というか、同じような設定が多くちょっと辟易気味。そんな中「アイアムヒーロー」は久々のヒット作だったなぁ。怖くはなかったけどね。

ところで、ホラー映画といえば「恐怖」がウリなわけですが、どっちも「こわい」と読めますね。"こわい×2"なわけですから、恐怖は「超こわい」って事になりそうですが、いったいどう使い分けるのでしょう?

ということで調べてみた。

 

意味に違いはない!?

違いを知るには意味を知るのが一番、ということで早速探ってみる。

"怖い"の意味

1.それに近づくと危害を加えられそうで不安である。
2.悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。
3.不思議な能力がありそうで、不気味である。

引用元:goo辞典

では、恐いの方はどうだろう?

"恐い"の意味

1.それに近づくと危害を加えられそうで不安である。
2.悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。
3.不思議な能力がありそうで、不気味である。

引用元:goo辞典

…まったく同じである。

じゃあ、どっち使ってもいいんじゃないの?という事になりそうだが、実はちょっと違う。
恐い」は「恐ろしい」とも読める。

 

"恐ろしい"の意味

1.危険を感じて、不安である。
2.程度がはなはだしい。
├驚くほどすぐれている。はかりしれない。
└驚きあきれるほどである。ひどい。

引用元:goo辞典

ほぼ一緒じゃん!…ということだが、注目するのは"2"の方である。
これは「恐ろしく頭の回転が速い」「恐ろしく寒い」などと使うが「恐ろしい」は「怖い」とはイコールにならない。

例文をあげてみる

私は恐ろしい毒を持つ生物が怖い = 私は「恐い」毒を持つ生物が「怖い」

この場合「恐い」と「怖い」を入れ替えるとおかしい事になる。

これは
怖い=主観的な恐怖
恐い=客観的(絶対的)な恐怖

という違いがあるからなのだ。

具体的に説明すると「恐い毒」は誰にとっても「恐い」毒なわけだが、その生物に対して「怖い」と感じるかどうかは人次第。意に介さない人もいるし、面白がる人もいれば、逆に可愛い、格好いいと思う人もいるだろう。
例えば「外見が恐くても優くて怖くない人」もいれば、幽霊のように「見た目は恐くなくても存在が怖い」ということもある。

 

実は"恐い"は…

最大の違いは「恐い」という漢字は常用漢字」ではない。つまり法令、新聞、雑誌、放送、公用文書に「恐い」という字は使われないのだ。辞書によっては載っていないものもある。
使う場合は「怖い」か「こわい」というひらがな表記、もしくは「恐ろしい」を使う。
…ということは、逆に「恐ろしい」に置き換えることが出来る「こわい」は「恐い」ということだね。

 

主語を考えてみる

恐怖はどういう意味かというと「恐ろしいほど怖い=超怖い」ということになる。"こわい×2"ではなかったんですね。

「主観的な恐怖」「客観的な恐怖」と言われても分かりづらい場合は「誰が」こわがっているのかを考えれば分かりやすい。
例えば

1.雷は怖い
2.雷は恐い

1の場合は雷を怖がっているのは「自分」なので「主観的=怖い」。2の方は「雷による被害を見た人達」が「雷は恐ろしいものだ」と思っているので「絶対的=恐い」になる。
相変わらず日本語は難しいけど、大抵の場合は「怖い」と「こわい」を書いておけばテストで✕を喰らうことはなさそう。

 

「見えないもの、精神的に追い詰めるものが怖い=幽霊」のが日本のホラー、「直接的な死を連想するものが怖い=悪魔やゾンビ」のが海外のホラーという違いがある気がする。なので、最後の最後で「悪魔の仕業でした〜♪」みたいな演出の洋画ホラーは、ホラーというよりモンスターパニックというカテゴリに入れてしまうタケにゃんです。

 

ところで、タケにゃんは昔から日本人形が怖いんですけど、皆さんどうですか?

-あんまり役に立たない雑学