徒然なるままに、ひぐらす猫BLOG

映画とか漫画とか気になる小ネタを書いてます

映画の感想とか色々

 , , ,

【映画感想】メカニック(1972年)

THE MEVANIC

メカニック(1972年)

メカニック それは殺しにすべてを賭ける 男の戦い-- 凄絶な銃撃戦の真只中に 男のロマンがきらめく
息もつかせぬどんでん返しの連続 見せ場たっぷりの超大作!

引用元: allcinema

公開日:1973年6月30日
鑑賞日:2016年11月27日(DVD)
上映時間:100分
オススメ度:

監督
マイケル・ウィナー

出演者
アーサー・ビショップ(チャールズ・ブロンソン)
スティーヴ・マッケンナ(ジャン=マイケル・ヴィンセント)
ハリー・マッケンナ(キーナン・ウィン)
ほか



簡単な作品紹介

「アーサー・ビショップ」は殺し屋である。ただ、怒りにまかせたり享楽のための殺しはしない。「組織」から依頼を請け、速やかにターゲットを暗殺する、まさに「メカニック」と呼ばれるに相応しいプロフェッショナルの殺し屋であった。

ある日、長年のパートナーである「ハリー・マッケンナ」を暗殺するよう依頼を受けたアーサーは速やかに遂行する。そしてハリーの息子「スティーヴ・マッケンナ」を弟子にし、共に仕事をするようになる。

 

ストーリー(ネタバレあり)

メカニックの仕事

トランクを持ち町を歩く髭の男「アーサー・ビショップ」。彼はある組織に身を置く殺し屋であった。
バーに入り奥の階段を登るアーサー。部屋に入りトランクを開け、望遠カメラのパーツを取り出す。組み立てると向かいの部屋の様子を撮影する。

アーサーの自宅、赤いガウンを着ながらクラシックを聞くアーサー。壁には今回のターゲットの男の写真と資料、撮影した室内の写真が貼られている。アーサーはターゲットの身辺を徹底的に調べあげ、生活習慣や健康状態を利用し、事故死や病死に見せかけて暗殺していた。事件として扱われることもないため、警察に目をつけられることもなかった。

 

ターゲットの部屋に侵入するアーサー。写真に写っていたコンロに細工をし、ティーパックを睡眠薬入りの物にすり替える。そして本に薬を塗ると部屋を後にし、再び向かいの部屋へと戻る。
監視しているとターゲットの男が帰ってくる。男はコンロに火をかけティーパックでお茶を作る。ベッドで横たわりながら本を読むとそのまま眠りにつく。コンロは細工によってガスが漏れていた。夜も更けた頃、アーサーは薬を塗った本めがけて狙撃する。爆発する男の部屋、鳴り響く警報とサイレン、叫び声を聞きながら、アーサーは冷静に片付けをすませ、部屋を後にする。

 

家に帰るとターゲットの写真と資料を暖炉の火にくべて燃やし処分する。その時「ハリー・マッケンナ」から相談したいことがあると電話がかかってくる。ハリーはアーサーの父親と友人で、アーサーとも子供の時から面識があった。
ハリーは何か仕事で失敗をしたようで、依頼人と連絡がつかなくなってしまったという。そこで、アーサーに代わりに話をつけてほしいというのだ。

そこにハリーの息子「スティーヴ・マッケンナ」がやってくる。ハリーはアーサーを紹介するが、スティーヴはいきなりハリーに金をせびる。金に汚くガメついが、アーサーは「親子だな」と苦笑いをするのだった。
ハリーと別れ家に帰ると次の仕事の依頼が届いていた。届いた小包を開けると写真と資料が入っていた。その写真はハリーの写真だった。

 

アーサーはハリーを海岸に呼びつける。依頼人と話をつけ、海岸で待たせているので1人で行けとハリーに指示を出し、自分は丘の上で待っていると伝える。不安がるハリーは海岸で依頼人を呼ぶが反応がない。そのハリーを丘の上から狙撃するアーサー。
アーサーは「これは罠だ、車まで走れ」と叫び、さらに狙撃を続ける。慌てたハリーは息を切らしならがなんとか車まで辿り着くが、アーサーに銃を向けられる。罠に嵌められたと気づいたハリーはアーサーに「俺を殺せ」と伝えると、窒息させられ心臓麻痺に偽装して殺されるのだった。

 

新しい相棒

なんとも言えぬ気持ちでコールガールと一夜を過ごしたアーサーは、ハリーの葬儀でスティーヴと再会する。ハリーはアーサーの父の元部下。その父も殺し屋に消されてしまった。では、アーサー自身はどうなのか?
アーサーは自分の境遇とスティーヴを重ねていたのだった。

 

スティーヴの家は若者たちのパーティー会場と化していた。アーサーは家を訪れるが無表情でその様子を眺めていた。そんな中、スティーヴに「ルイーズ」という女性から「すぐに来てくれなければ死ぬ」と電話がかかってくる。スティーヴはアーサーと共にルイーズの家へ向かう。

ルイーズの家に到着するとルイーズは手首を切ろうとしていた。スティーヴは電話は止めてほしいからか、それとも罪悪感を抱かせたいからか、と問い手首を切らせる。両手首を切るルイーズにアーサーは放っておけば3時間位で死ぬだろうと言い放つ。
ワインを飲み食事をするスティーヴにルイーズが「彼は自殺を止めてくれる」と訴えるが時間は過ぎていく。ついにルイーズは死にたくたいと言い出すが、スティーヴは車の鍵を投げるだけだったのだ。

出て行くルイーズを見送るアーサーとスティーヴ。アーサーはスティーヴに「起きたことの全責任を背負うことが出来るのか?」と問う。スティーヴは逆に「あんたの正体は何者だ」と問うのだった。

 

水族館でつかの間の休息を楽しむアーサーだったが、突然めまいに襲われ倒れてしまう。医者によると極度の緊張からくる神経衰弱だと診断される。陰性なら精神科に通うよう忠告されてしまうのだった。

家に戻り一夜明けると外にはスティーヴが車で寝ている。いずれ会おうと言われたので会いに来たというスティーヴは「自分は全責任を背負えると思うか?」と質問する。そしてアーサーの仕事に着いていくというのだった。アーサーはスティーヴを飛行機の曲芸乗り、スカッシュ、空手道場と連れ歩く。そしてスティーヴの天才的なセンスを目の当たりにするのだった。

アーサーは自分が「メカニック=殺し屋」だということをスティーヴに伝え、信頼できる右腕が欲しかったと語る。そして、すべてを教えると言い、共に訓練をするようになるのだった。

 

ある日、麻薬密売をする青年の暗殺の依頼が届く。アーサーはスティーヴを連れ、3人の青年を追う。動物園での密売を確認した2人はターゲットがいる家への潜入を模索する。家はカメラもアラームシステムも厳重な上、警備員も交代制で隙がない。ターゲットを尾行中、アーサーは読唇術で次の取引の場所を掴む。死体の処理の準備をすると、ターゲットの家に取引に行くチキン屋の車を強奪し、家へ進入する。ところがターゲットの内2人を始末するが1人に逃げられてしまう。

死体の処理をスティーヴに任せ、バイクで追いかけるアーサー。山の中を疾走し、追い詰めたのだがターゲットは崖を落ちて爆発炎上してしまう。残り2人の死体を処理するが、アーサーは組織に呼び出されてしまう。

 

組織のボスと対面するアーサーは許可もなく外部の人間に仕事をさせたことを叱責されてしまう。組織に何かあった時に全責任を負うのか、と問われ次の依頼を渡される。
スティーヴに電話をするがつながらず、そのままスティーヴの家を訪れるアーサー。そして机の中に自分の資料がしまわれているのを見つけてしまう。スティーヴにアーサー暗殺の指令が届いているのだった。

そこにスティーヴが戻ってくる。電話に出れなかったのはルイーズといい雰囲気になっていた、と言い訳するスティーヴに急ぎの仕事が入ったと伝え、2人でイタリアへ飛び立ったのだった。

 

最後の指令

イタリアで地酒を飲む2人。アーサーは10年ぶりの味を味わっていた。酒は心に染み渡るように飲め、とスティーヴに助言するアーサー。そしてターゲットの写真をためていく。ターゲットは同じことを2度しない男だったが、週末の2日だけボートで宿泊している。燃料漏れによる爆発事故に偽装するため、海中から船に接近することに。

潜水スーツを着て船に侵入する2人だったが、船にはターゲットはおらず、武装した男達が待ち構えていた。さらにボートで武装集団達が接近してくる。この指令自体が自分達を嵌めるための罠だと気づいたアーサーは船に爆弾を仕掛け脱出する。
スティーヴはアーサーにどういうことか問い詰めると、無断でスティーヴに仕事をさせたことで組織が刺客を送ってきたと返す。

 

車に乗り込みスティーヴの運転でナポリの山道を逃げる。組織が追いかけてくるが車に時限爆弾を仕掛け突破すると激しい銃撃戦へ。なんとか追手達を全滅させホテルへと戻る2人。

 

窮地を切り抜けた2人は「また10年は飲むことはない」と地酒で乾杯する。ふと匂いに違和感を感じるアーサー。なんと、アーサーのグラスには毒が塗られていたのだ。この毒は心臓発作に見えると説明するスティーヴにアーサーは「父の敵討ちか?」と尋ねるがスティーヴはアーサーがハリーを殺したことを知らなかった。
ハリーはアーサーと同じように、命令されたから殺しただけだったのだ。自分は殺し屋として生きていく、と部屋を去るスティーヴ。アーサーは段々と意識が遠のいていくのだった…。

 

感想(ネタバレあり)

冒頭15分が渋すぎる。
アーサーことチャールズ・ブロンソンは話し相手がおらずターゲットを狙っているだけで一言も言葉を発しない。まさにゴルゴ13
何も知らないと「なんだ、このおじさんは!?」となってしまいそうだが、佇まいから只者でないことが分かり、そしてなんとなく「ああ、この人は殺し屋なんだ」と分かってくる。
そして、シンプルにドッカン!である。殺し屋は無駄なことは喋らない、まさに「メカニック」。

とにかく赤いガウンが似合う。こんなダンディな人はなかなかいないぞ!
そして黙々と仕事をこなす感じはまさに「男」ワインの飲み方も格好いいぜ!

…とまあ、主演のチャールズ・ブロンソンはめちゃくちゃ格好いいんだけど、実際の中身はどうよ、という話になると別。
主人公は実質2人なわけだけど、いまいちこの2人の心情描写が弱い。
特にアーサーとハリーは本当に仲が良かったんだろうか?もっと何か葛藤する場面を見せて欲しかった。

 

そして、これといった盛り上がりもなく淡々と話しが進んでいく。要所要所にダンディズム感は感じるんだけど、本当にこのシーンは必要だったのだろうか?というところもチラホラ。
ルイーズのシーンとかコールガールとのやり取りがまさにそうなんだけど、見せ方はもう少し工夫できた気もする。とは言え、当時の流行りだったり時代背景もあるだろうから、そこは突っ込むところじゃないのかもしれない。

 

アクションに関していうと、銃撃戦する割にはかなり堂々と体を晒していたり、事故に見せかけるとはいえ手袋くらいは付けたほうがいいんじゃないかなぁ、とか思ったりしましたが、全体的に楽しめました。

 

衝撃なのはラスト。
オチが衝撃…とかではなく、いきなりブツッと終わる感じにビックリ。

んで、なぜこれを見たかというと「ジェイソン・ステイサム」のリメイク版の2作目が公開されたので、1作目と比較してみてみようと思ったから。
設定は活かしつつ現代風にどうリメイクしているのか楽しみ。

でも、最後のオチはさすがに違う気がする…ジェイソン・ステイサムが死んだら2作目ないもんなぁ…。

-映画の感想とか色々
-, , ,