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【雑学】"泣く"、"鳴く"、"啼く"…何が"なく"?

感動の名作を見ると、時に人は涙を流して「泣き」ますよね。
ところで、この「なく」にも色々な漢字が使われます。
「泣く」「鳴く」「啼く」そして「哭く」なんて字もあります。

これらですが、一体どういう使い分けがあるのでしょうか?
特に「哭く」なんてバキシリーズでしか見たことないぞ…。

ということで調べてみた。

それぞれの"なく"

よく目にするのは「泣く」「鳴く」
「泣く」は涙を流している様子なイメージだけど「嗚咽」なんて言葉もあるように「鳴く」にも同じような意味がありそう。

それぞれの意味は下記の通り。

"泣く"の意味

1.悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえることができず、声をあげたり、涙を出したりする。
2.身にしみてつらい思いをする。苦労を経験する。
3.無理や損を知りつつ承知する。しかたなく身をひいたりする。
4.実際の内容と隔たりが大きく、それと名乗るのがはばかれる思いがする。

引用元:goo辞典

…意味が多い。

例文をあげると
1.大声をあげて泣く、話に感動して泣く
2.悲運に泣く、悪天候に泣く
3.ここは君に泣いてもらう
4.名門校の名が泣く
などなど。

"鳴く"の意味

鳥・虫・獣などが声を出す。(=啼く)

引用元:goo辞典

 

どうやら「鳴く」と「啼く」は意味が同じようだ。
「啼く」はどちらかというと、鳥に使われることが多く、中国では馬に使われることが多いらしい。
ただし「啼く」というのは常用漢字外なので、ほとんどの場合が「鳴く」で使われている。

 

ちょっと特殊な「哭く」

"哭く"の意味

とくに、声を出して泣く。(=泣く)

引用元:日本語表現インフォ

 

同じように見えて実は微妙なところで違うらしい。
どういうことかというと
泣く:悲しみ・怒り・または痛みのために涙を流す。
哭く:とくに死を哀しんで泣く
ということらしい。

「哭く」の字は、吅(けん)は祝祷を収める器で、これを犬の犠牲で清め、死喪の儀式を行っている意味で、哀しんで泣く、という成り立ちがある。
2つ合わせて「泣哭」と書くと「泣き叫ぶ」ということになり、「号泣」だと「大きな泣き声で泣く」で、「慟哭」だと「激しい動作で泣く」ということになる。

「哭く」も常用漢字外なので普段は「泣く」を使えば問題ない。

 

 

おまけのまとめ

基本的に生活内においては「泣く」と「鳴く」だけが使われるわけだけど「啼く」や「哭く」なんかは昔ながらの日本の情緒というのを感じられるもの。
特に漢字の成り立ちなんか考えると、とても感慨深いものがある。犬を犠牲にする儀式ってなんぞや?と気になったので調べてみると、例えば主人が亡くなった際に「墓守」として棺の下や墓室の壁よりのところに犠牲として埋められていた。さらに戦前は家を建てる際に、土地の神様が怒らないように犬を捧げていたなどの歴史があった。
他にも天帝や神様を祀る時に焼いたり、城門の落成式時に埋めたりしていたようです。

…哀しい(;_;)

 

なるほど、それだけ捧げてれば「哭きたく」もなりますな。
今はそんな風習がなくなってきているだけ「哭く」という漢字も使われなれなくなったのかもしれませんねぇ。

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