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あんまり役に立たない雑学

【雑学】"マンション"と"アパート"の違い…住みやすいのはどっち?

タケにゃんは最近引っ越しを考えています。
現在契約している部屋の更新が切れるので心機一転するためです。

今の住まいはマンションなので引っ越し先は同じようにマンションがいいな、とは思ったものの、相談した不動産屋さんには「条件が同じならアパートも安いですよ」なんて言われていて、なかなか悩みどころです。
でも、よ〜く考えてみたら「アパート」と「マンション」の違いってよく分かっていません。そして、幼少時代は「団地」と呼ばれる場所に住んでいました。あそこはカテゴリ的にどこなんだろう?

ということで調べてみた。

 

法的に違いはない?

実はアパートもマンションも実は法的に明確な違いはない。国が定めている不動産のルール「宅地建物取引業法」でも建築物のルール「建築基準法」でも規定はないのだ。
雰囲気的にはマンションの方がアパートより高級そうなイメージだけど、たとえ見た目がボロボロの建物でも、大家さんが「マンション」と言えばマンションになる。
でも、借りる側としては不動産屋に「◯◯マンションです」と紹介されて、いざ行ってみたら築30年の木造でした…では困る。

…ということは、明確なルールはないけど、なんとなくな線引はしているということだ。その線引は誰がしているかというと完全に不動産屋のさじ加減。
とはいうものの、一応ある程度の暗黙のルールのようなものは存在している。

 

建物の構造が違う

もっとも簡単な違いはその建物が「木造」なのか「鉄筋」なのか。そして、その建物が「何階建て」なのかによって分類している。

 

アパート:木造、プレハブ造、軽量鉄骨造
マンション:鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨造(ALC)

ただ、マンションで紹介されているのに木造のマンションだったという罠もあったりする。これは、外側はがっつりRC構造で作ってるけど、内部の壁は木造だった…というパターン。
こうなると、見た目に反して部屋内の防音性は皆無の場合が多いので、内見の際に壁を叩いたり、隣の音に耳を澄ましたりして確認するしかないので注意が必要。

 

アパート:2階まで
マンション:3階以上ある

エレベータがある場合はマンション、ない場合はアパートという考え方でも問題ない。
ちなみに、高さ31m以上(だいたい9〜10階建て)の建物にはエレベータの設置は義務つけられている。また、自治体によっては5〜6階以上の建物にもエレベータの設置が義務つけられているものの、この条例が発足される前に建てられた建物にはエレベータが設置されていない場合が多い。

 

おまけとして「ルーフバルコニー」がある場合はマンション確定。ルーフバルコニーとは1階下の住居の屋根がバルコニーになっているタイプで、通常のバルコニーより広い。アパートにはこの「ルーフ」自体がないのだ。

 

名前で判断できない

最初に書いた通り、建物の名前は大家さんが決めている。そのため、どう見ても木造アパートなのに「◯◯マンション」なんて名前になっていても問題ない。
…問題はないけど、そんな詐欺まがいな所、きっとどこの不動産屋も紹介したくないと思う。

よくあるのが「◯◯コーポ」「◯◯ハイツ」「◯◯荘」「◯◯レジテンス」など。

ハイツは高台にある集合住宅のこと…だけど、高台にないことも多い。
コーポはやや高級な集合住宅「コーポラス」の略語。高さが10mを越える物件によく使われる。荘は昔ながらの下宿屋に使われる事が多い。風呂トイレ流し場は共有で玄関も1つ、原則としては大家と同居し、部屋を提供してもらうという形式だ。
レジテンスは大邸宅…の割には小さいマンションについてたりもする。「めぞん一刻」で有名なメゾンはフランス語で"家"。特に深い意味は無いようだ。

面白い名前に
・セフレ六甲
・癒しの館
・チョコボール・スカイ
・メゾン ド M
・DREAMS COME TRUE
・リバーサイド井上
・コーポ貴族
・ワンルーム貴族
・ほうれん荘
・オシャンティ・つるが
・俺ンチ
・どくだみ荘 〜明日の夢見人達へ〜
などがある…らしい。大家さんのセンスが光りますな。

ちなみに「マンション」の語源は英語であるが、本来の意味は「豪邸」。なのでアメリカ人に「俺はマンションに住んでるんだぜ!」とかいうと盛大な勘違いをされるので注意が必要だ。

 

 

マンションの方が性能が高い

結局、名前で判断するのは危険なので、物件を探す時は必ず「構造」を確認しよう。この構造に関して不動産屋は表記が義務つけられているので必ず確認できる。

では実際に借りるとするならどっちの方がいいのか?一概には言えないが、マンションの方が圧倒的に優れている部分が多い。

 

防音性・耐震性・耐火性

構造的に見て明らかではあるが、鉄筋コンクリートで作られているマンションの方が、生活音が響きにくく防音性に優れている。
そして鉄筋が使われている分、地震には強いし、もちろん燃えづらいのだから家事にもなりにくい。

 

その他のアメニティ

高層になる場合は基本的にエレベータの設置が義務つけられているので、荷物の運搬は圧倒的にマンションの方が楽。
そして、管理人がいたりオートロックだったり共有のごみ収集所があるため24時間ゴミ出しが可能だったりすることが多い。

 

気密性は一長一短

マンションの方が気密性が高いため、エアコンを使った時など効率が非常によい。ただし、気密性が高いということは湿気も溜まりやすくなるため、カビが発生しやすいというデメリットもある。
そう考えるとアパートもよさそうに思えるが、逆に外気の影響をもろに受けるので、梅雨時や寒い日はそれなりの対応をしないとえらい目に合う。

 

しかし、これらのメリットをかなぐり捨ててでもアパートに暮らしたい、という人も多い。
それはなんといっても「家賃の安さ」。マンションは設備がしっかりしている分総じて家賃は高くなる傾向にある。その利便性をとるか毎月の支出を取るかは住む人次第。

 

 

おまけのまとめ

ところで、冒頭で書きましたが、タケにゃんは幼少時代は「団地」に住んでいました。この団地とは「都市再生機構(UR)」が計画した、いわば「公営のマンション」のこと。一応、一戸建住宅の新興住宅地・分譲住宅地や業所画地の集合体なども"団地"と呼ぶ。
団地は入居条件は基本的に先着順で細かい条件もなく、ある程度の年収か貯蓄があれば入れるので外国人も増えてきているとか。ただ、長くいられる(最初にまとめて10年分とか家賃を払うことが出来る)分、高齢者が増えてきているのと、深刻な老朽化が問題視されている。

 

マンションもアパートも法的な違いはないとはいえ、中身はぜんぜん違うということですね。
自分が住む場合は名前に惑わされすに、しっかり中を確認しましょう。特に大家さんは横文字を使う傾向が多い(もはや建物名なの?みたいのもあったりする)ので、外観に騙されないようにね!

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