徒然なるままに、ひぐらす猫BLOG

映画とか漫画とか気になる小ネタを書いてます

映画の感想とか色々

 , , , ,

【映画感想】キングコング 髑髏島の巨神

キングコング 髑髏島の巨神

キングコング 髑髏島の巨神

全編、クライマックス!
今度のキングコング、もはや次元が違う!

“キングコング”
映画史上もっとも世界中に愛され、なおかつ恐れられてきた怪物。
『パシフィック・リム』や『GODZILLA ゴジラ』を世界的大ヒットに導いたレジェンダリー・ピクチャーズ製作の下、このモンスターが想像をはるかに凌駕するヤバいキャラクターに生まれ変わり、スクリーンで暴れまくる!

引用元: 公式サイト

公開日:2017年3月25日
鑑賞日:2017年3月26日(3D)
上映時間:118分
個人的評価:90/100点
オススメ度:

監督
ジョーダン・ヴォート=ロバーツ

出演者
ジェームズ・コンラッド(トム・ヒドルストン)
メイソン・ウィーバー(ブリー・ラーソン)
プレストン・パッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)
ウィリアム・"ビル"・ランダ(ジョン・グッドマン)
ハンク・マーロウ中尉(ジョン・C・ライリー)
ほか



簡単な作品紹介

未知生命体の存在を確認しようと、学者やカメラマン、軍人からなる調査隊が太平洋の孤島“スカル・アイランド(髑髏島)”にやって来る。そこに突如現れた島の巨大なる“守護神”キングコング。島を破壊したことで、“彼”を怒らせてしまった人間たちは究極のサバイバルを強いられる。しかし脅威はこれだけではなかった。狂暴にしてデカすぎる怪獣たちが、そこに潜んでいた!
この島では、人類は虫けらに過ぎない・・・・・・そう悟った時は遅かった。なすすべもなく逃げ惑う人間たち。彼らがやがて知ることになる、島の驚くべき秘密とは!? 果たして調査隊は、島から脱出することができるのか!?

 

ストーリー(ネタバレあり)

発見された髑髏島

1944年、太平洋戦争中の南太平洋海域。アメリカ軍戦闘機パイロットの「ハンク・マーロウ」は、同じく日本軍のパイロット「イカリ・グンペイ」と空戦にて相打ちになり、共にとある島に墜落していた。
マーロウはイカリに追われ森の奥に逃げていくが、ついに追い詰められ止めを刺されそうになる。するとそこに巨大な手が現れる。
ふと見上げると、そこには巨大な類人猿の姿があるのだった。

 

時は過ぎ、1973年。東西冷戦のさなか、ベトナム戦争が終わったばかりのワシントンでは政府の特殊機関「モナーク」の中心人物であり、地質学者の「ビル・ランダ」は部下の「ヒューストン・ブルックス」と共にウィルソン上院議員の元にやってきていた。
その目的は、最近、南太平洋上で発見された「髑髏島」の調査許可と探索費用を捻出してもらうためだった。渋る上院議員に対し、手をこまねいているうちにソ連に発見されてしまうこと、そしてソ連に調査されてしまうと国防上問題が発生することを説き、ついには資金提供のほか、軍の護衛もつけてもらえることになる。

 

一方、ベトナムでは撤退準備を進めるヘリ部隊の隊長「パッカード」大佐に連絡が入る。最後の任務としてランダ博士達に同行し護衛することを命じられる。戦争が終わり行き場を失くしかけていたパッカードは部下たちを引き連れ、髑髏島へ向かうため部隊を招集する。
そして、反戦カメラマンとして活動していた「メイソン・ウィーバー」は独自の情報源から髑髏島上陸の情報を得ていた。軍が何かよからぬことを計画していると考えたウィーバーは、従軍カメラマンとして髑髏島への同行するのだった。

その頃、ランダはバンコクで元英国特殊部隊でサバイバルの達人の「ジェームズ・コンラッド」の元を訪れ、探検補助を依頼していた。コンラッドは未開の地を切り開くことは危険だと断っていたが、高い報酬に渋々了承する。

こうして、必要な人材と物資を乗せた船「アテナ号」は髑髏島を目指し出発するのだった。

 

ところが、髑髏島に近づくと巨大な雷雲に包まれており近づくことができなかった。そこでパッカード大佐のヘリ部隊「スカイデビルズ」で雷雲を突破することになる。激しい雷雲を突破すると、そこには髑髏の形をした髑髏島が姿を現す。
ランダ博士たちは調査をしながら北上し、3日後に島の北端で回収部隊と合流することを決め島に上陸する。ヘリ部隊によるサイズミック・チャージ(起振弾)の投下により得られたデータを測定することで、髑髏島の地下空間の地質を調査することになった。ところが、起振弾は実質上「爆弾」のようなもので島の大森林や生態系に大きな影響を及ぼす可能性があったのだった。

 

島の守り神

地質調査により島内に巨大な空洞があることが分かり、さらなる調査のために起振弾を投下し続けると、突如として30メートルをゆうに超える巨大な類人猿「コング」が姿を現す。
起振弾の投下に対して明らかな怒りを見せるコングはヘリ部隊を次々と撃墜していく。パッカード大佐はコングをヘリで囲み反撃を試みるも、圧倒的な力の差の前に壊滅状態に陥ってしまうのだった。
大混乱の中、生存者はコンラッドのグループとパッカードのグループに別れてしまい、お互い連絡がつかなくなってしまう。墜落し、炎上したヘリの残骸からコングを見上げるパッカードは1人復讐を誓うのだった。

 

コンラッドとウィーバー、ランダの部下の「サン」やブルックス達は調査を諦め、回収部隊と合流するために北上をしていく。
一方、パッカードは生き残ったヘリ部隊のメンバーと合流し、共に行動していたランダに銃を向け、コングの存在を知っていたのかを問いただす。ランダは所属組織のモナークが地質調査は目的ではなく「超巨大生物」の実在の証拠と調査を行うためだったことを白状する。パッカードは部下を殺したコングを抹殺する武器を手に入れるため、救出も兼ねて部下のチャップマンが落ちた島西部に向かう。

 

コンラッド達は移動中に湖の中から現れた巨大な水牛「スケル・バッファロー」と遭遇する。この島の巨大生物はコングだけではなかったのだった。スケル・バッファローは大人しい性格なのか、コンラッドたちを襲うことはなかった。
さらに先に進むと、石造りの建造物に謎の文字が彫られた原住民の元集落を発見する。人が住んでいたことに驚いていると、気づいたときには原住民に囲まれていた。銃を構え、一触即発の状態の中、原住民たちの中から一人のアメリカ人が現れる。彼の名は「マーロウ」。そう、彼は1944年に髑髏島に不時着し、以後、原住民と暮らしつつ28年もの間、島から脱出する方法を模索していたのだった。
コンラッドたちはマーロウの案内の元、原住民である「イーウィス族」の新たな集落へと案内される。

 

一方、コングの襲撃により不時着していたスカイデビルズの「チャップマン」は一人森をさまよい川にたどり着いていた。その目の前にコングが現れ傷跡を洗い流し始めるのだった。そこに襲い掛かる巨大なイカのようなモンスター「リバー・デビル」だったが、激しい戦闘の末コングに食べられてしまう。その様子をチャップマンは隠れて見守ることしかできなかったのだった。

 

イーウィス族の集落についたウィーバーは記録として残すため写真を撮り続ける。そしてマーロウから島の真実とコングについて聞かされるのだった。
この島は”地球の内部”とつながっており、そこから「スカル・クロウラー」という怪物が現れ、島の人々や動物たちを食い荒らしていた。そして、一緒に不時着していたイカリも殺されてしまったという。コングはスカル・クロウラーから島を守り続けている「島の神」のような存在だったのだ。
しかし、スカル・クロウラーの親玉である「スカル・デビル」にコングの両親は殺されてしまい、その代償としてスカル・クロウラー達も地下へと逃げて行ったのだという。ところが、起振弾によって地下に逃げたスカル・クロウラーが目を覚ましてしまったこと、故にコングは怒っていたことが分かるのだった。

 

コンラッドは3日後に助けが来ることをマーロウに告げると、マーロウはイカリと共に作り続けていた戦闘機を改造した船「グレイ・フォックス号」に乗って川を下っていくことを提案し、イーウィス族に別れを告げるのだった。
出発前、ウィーバーはヘリの残骸により身動きが取れなくなっているスケル・バッファローを見つける。なんとか助けようとするもウィーバーの力ではびくともしなかったが、突如現れたコングがヘリの残骸を移動させる。そしてウィーバーに敵意がないことを感じたのか、そのまま森の中へと姿を消すのだった。

その頃、チャップマンはヘリの側を離れ、仲間と合流するためにジャングルをさ迷っていた。休憩しようと倒木に腰をかけると、それは巨大なナナフシ「スポア・マンティス」だった。追い詰められ死を覚悟したチャップマンだったがスポア・マンティスは逃げ出してしまう。ちょうどその時パッカードとの無線がつながり応答するが、背後から音もなく近づいていたスカル・クロウラーに襲われてしまうのだった。

 

強襲、スカル・クロウラー

コンラッドたちは怪物に襲われることもなく順調に川を下っていたが、途中で怪鳥に襲われ仲間を失ってしまう。直後、パッカード達と連絡がつき、近くにいることが分かった2グループはついに合流することに成功する。

ところが、パッカードはチャップマンを見捨ててはいけないと主張し、助けに行くことを提案する。コンラッドやマーロウは危険すぎると反対するが、ヘリに残された武器を回収したいというパッカードの主張に折れ、一行はチャップマンのいる西部の山に向かうことになる。

 

チャップマンのいる場所へ向かっていると霧のようにガスが立ち込めた巨大なクレーターに辿り着く。そこには巨大なコングの骨が放置されていた。マーロウによると、ここはスカル・クロウラーの食べカスを捨てる場所であり、この巨大な骨はコングの両親のものだという。
さらに進んでいるとスカル・クロウラーが現れる。なんとかやり過ごした一行だったが、そこでスカル・クロウラーが吐き出した骨の中からチャップマンのネームプレートを見つけ、彼がすでに殺されてしまったことを知るのだった。

その時、ランダのカメラの音に反応し、再びスカル・クロウラーが襲いかかり、カメラごとランダは食べられてしまう。霧が立ち込める中、飲み込まれたカメラのシャッター音を頼りに居場所を把握したコンラッドは、ガスが充満した場所におびき寄せ、火を放り投げてなんとか撃退するのだった。

コンラッドはパッカードにチャップマンのネームプレートを渡し、ここにとどまる必要はないと訴えるが、パッカードは部下の仇を討つと部下を引き連れコングを倒すため武器の回収に向かうのだった。
コンラッドは彼らと別れウィーバー達と共に脱出ルートに向かう。

 

その夜、コンラッドとウィーバーは方角を調べるために崖の上へと向かう。するとそこに突然コングが姿を現し近づいてくる。
緊張が走る中、ウィーバーはコングが敵ではないと、コングの顔に優しく触れるのだった。すると対岸で爆発が起こる。パッカード達がコングをおびき寄せるために爆弾で森を破壊していたのだ。
怒り狂ったコングは爆発の方へ向かう。コンラッドはパッカード達を止めるためにマーロウ達と共にコングを追いかけるのだった。

湖を渡るコングに対し、罠を仕掛けて迎え撃つパッカード。セットしたナパーム弾を爆発させ水に燃料を巻き火を放つと、ついにコングは倒れてしまう。
倒れたコングに爆弾を仕掛けてトドメを刺そうとするパッカードのもとにコンラッドとマーロウが駆けつけ、島の守り神であるコングを殺してはいけないと説得する。聞く耳を持たないパッカードだったが銃を向けていた部下たちはパッカードに逆らい銃を下ろすのだった。

その時、湖の中からスカル・デビルが姿を現す。一斉に逃げ出す一同だったがパッカードはコングを睨みつけていた。とどめを刺そうと爆弾のスイッチを押そうとした時、目を覚ましたコングに潰されてしまうのだった。

 

スカル・デビルから逃げる一行だったが、追いつかれてしまう。そこで兵士の一人である「コール」が自分の体に手榴弾を巻きつけ体内で自爆しようと試みるが、尾の一撃で弾き飛ばされてしまうのだった。

 

ついに追い詰められ絶体絶命のコンラッド達だったが、そこにコングが乱入しスカル・デビルに一撃を喰らわせる。

果たしてコングはスカル・デビルに勝てるのか!?
コンラッド達は無事に島を脱出することが出来るのか!?

 

 

感想(ネタバレあり)

王道のモンスターパニック映画。
過去、幾度かリメイクされている「キングコング」ですが、今回は完全に方向転換し、それが成功しているイメージ。

 

とにかくモンスターが出まくる。
コング以外にも蜘蛛だったりイカだったりトカゲだったり、これでもか!って程のてんこ盛り具合。ゴジラシリーズの「怪獣総進撃」に近いものを感じた。
今までのキングコングは最終的には「人間とキングコングの恋愛もの」に収束していったのですが、今作は完全に「島の守り神」というポジションを崩さず、とにかく暴れまくってくれる。

こういう作品ってモンスターが出てくるまでが遅かったり、出てきても(終盤までは)がっつり戦わなかったりするのが多いけど、今作は出てきた時はガッツリ暴れてくれる。
そして、何よりいいのは「人間vs怪物」の場面がふんだんに盛り込まれていること。まさにキャッチコピーの「この島で、人類は最弱」の通り、とにかく人間はやられまくる。
しかし、そんな島でも生きている人間達がいたりする。これだけで、いかにコングがこの島にとって重要であり、力強いかが分かる。ゆえにコングがピンチになると不安感も半端ないし、逆にコングが怪物をこてんぱんにするとことなんて、まさにヒーローを応援しているような感覚になってしまうのだ。

 

そして、何より「サミュエル・L・ジャクソン」の存在が熱い。
コイツがまあ酷い。一番権力をもっちゃいけない人が権力を持ってしまった典型的な例。とにかく自分勝手だし、自分の欲望(とにかく戦争したい)を満たすだけのために部下を危険のど真ん中に連れて行く。
彼もある意味「怪物」であり、下手に知識がある分、島のどの生物より厄介だったりする。こういう人物が一人いるだけで、怪物がいない場面ですら緊張感が途切れない。

最期の死に様は圧巻。なんていうか、アッサリしまくりなんだけど感動すら覚える。
ザ・小悪党の存在がいかに大事か改めて考えさせてくれる。

 

時代設定もグッド。
ベトナム戦争時代ということで、島に侵入するのも調べるのも、コングと戦うのもかなりレトロ。これが現代なら戦闘機やらミサイルやらで武装した軍隊が投入できちゃったと思うし、さすがにそのレベルだとコングもどうしようもなかったと思う。
また、そのレトロ感が、逆にチープな感じを違和感なく作品に溶け込ませている感じがあって「上級なB級作品」という、多少な無理難題も強引に分からせてしまうパワーを発揮させていた。

唯一残念だったのは、怪物の中にもっと恐竜がいればなぁ、というのと、食虫植物的な「島自体がヤバイ!」という感じが欲しかったかぁ。

 

そして何より続編への期待がデカい。
壮大なネタバレだけど、最後の最後に壁画が発見され、そこには「ラドン」「モスラ」「キングギドラ」が描かれている。
そう、完全にゴジラ」につながっているわけ。
これは「モンスターバース」というシリーズへの伏線であり、今後「アベンジャーズ」や「ジャスティス・リーグ」のように大型の怪物たちが共演する壮大な話になっていくというわけ。

…ここに日本が参加していないのが非常に哀しい。
アメリカの「ゴジラ」がメインになっていくのは間違いないと思うのだけど、怪獣といえばやはり日本。どういう形であれ、日本がこのシリーズに関わっていって欲しい。

 

噂によると「パシフィック・リム」ともつながるのでは?ということなので今から楽しみで仕方がない。
次回作の公開は2019年の「ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ(原題訳)」で、こちらは「渡辺謙」の主演が確定しているようなので、作成されるのは間違いないようです。
ただ、コングとゴジラの大きさに絶望的なほどの差があるぞ…そこはどうやってカバーするのか注目です。

 

取りあえず、何も考えないで見てください。
ストーリーなんてあってないようなものです(笑)

そういえば、作中では一度も「キングコング」と呼ばれていなかった。
これはまだ「キング」ではなく子供だからってことなのかな?
コングがキングコングになると150mくらいになるのかな?哺乳類としてどうやって生きてるのか謎ですけど。

-映画の感想とか色々
-, , , ,